ずっと気になっていた東北震災の跡
今後おとずれるであろう日本の災害にどこまで準備できるかを探ってます。
メディアからの情報は、派手なもの見栄えのいいものが多い。
いち住人の経験談が知りたい。
そう思って2011年3月からすでに12年経過した今年。
ついに動きました。
いつどうなるかわからない世の中なので、動けるときに動きたい。
行こうと決心したのは、3日前。
確定したのは、前日。
行先が決定したのは走り出してから。
いつものことです。
メインにしているのは、気仙沼。宮城の方。
物資がどうなるのか?居住は?
走りながら行先を決める。
猪苗代湖までには決めたい。
泊りの準備もしている。
気がかりは、
- 最近宿代が高い
- バイクが停めれる宿であってほしい
- 気仙沼まで行ってガイドさんの時間に間に合うのか
- 両日天気はいいが、土曜の気温に比べ、日曜の気温が5度以上下がる
- 東北観光フリーパスの南東北周遊プラン4600円を使った方が安い
前日に買ったツーリングマップ
最新の2023年
やっぱり、スマホより格段に見やすい地図。
道路の状況や、お食事処が必要最低限で書いてある。
さて、磐梯山を見ながら最終決定をする。
何度もページを開き。決定
浪江町の請戸小学校
ここは、海岸が目の前にあるのにかかわらず児童全員が助かった学校
1kmほど離れた山に全員避難したところ。
この太平洋側にある浪江町に来るまでに想像もしていない集落を通ります。
2011年3月11日で時が止まった集落。
道路の両端にはバリケード。
帰宅困難のエリアだ。
地震があってからそのまま
完全に時が止まった。映画の世界だ。
だれが想像しただろう。明日から家に、地域に入れないと。
廃墟と化した街を過ぎると海岸まで出る。
何もない。すべて津波で流されたのだろう。
区画整備も終わったのだろう。
そんな中にある請戸小学校
ぽつんとある。
2階は、展示スペース
子供たちや住人の素直な気持ちが展示されている。
分刻みで記録が表示されていた。
教頭・校長の迷わない判断で1kmすぐに走った。
山まで走った。
マラソン大会とはわけが違う。
整備されている道を走るわけではない。
大地震のあとだ。寒さも残る3月だ。
その、状況が伝わってくる展示
車で5分ほどのところに原子力災害伝承館という立派な建物もできれいる。
5階から見える双葉町の景色。
ここは住居がもう立てれない。
数百年後にまた来るであろう津波
ずっとみてたらすでに16:30
ここから4時間かけて帰路に着く。
21時前には着くだろうが、なんせ寒さとの戦いだった。
一応持ってきておいた冬設備はMAXに使ったが寒い。
やはり16度を下回ると快適ではない。
次は宮城だな。
時間的には今回と変わらないはず。