去年と違うこと。
我が家にも郵便物がよく届くようになった。
この時期に来る郵便物。喪中はがきだ。
今年は、とても多い。そういう年齢にもなったのだろう。
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年末になるとお歳暮を毎年配っている。
そんな今日、箱の仕事を初めてさせてくれたお客さんの所にものすごく久しぶりに行ってみた。
その人は、個人で商売をしていた人で、知識がとても多く、そして、行動力があり、経験もたくさんした人でした。
商売をやめてからは定年までパートタイマーとして、友人の会社で働いておられました。
私は、たまにパート先の会社に、話をしに行ったものです。
商売の基本とか、姿勢とか教えてもらってました。
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1年半くらい前に、パート先に行ったとき、そこの事務員に辞められましたよ。って聞いてから、自宅に行こう行こうと思って、時が経ってしまっていた。
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職場兼自宅のその方の家に行くと、相変わらずの車と、自宅。
チャイムを押すと、その方の奥様らしき人が出てこられた。
挨拶をし、ご在宅か聞くと、去年の12月31日に亡くなったことを聞かされた。
すい臓癌だったそうだ。
どうしても手を合わさせてもらいたく、家に入れてもらった。
20分くらい話をさせてもらったが、仕事の愚痴も言わず、コツコツと仕事をしている人だったらしい。自営業していて、愚痴も言わずというのは、並大抵のことではない。
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奥様は、ずっと、私が頼りないからなんにも相談してくれなかったんだ。と言われていた。
もうすぐ、一年経つが次の一歩が出ない状態のように思えた。
12月の30日にみんなを集めて話をし、それまでに身の回りをきれいに片づけ、遺影の準備もし、31日を迎えたそうだ。余命を言われていたのに、平然と最後まで生きたそうだ。
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私の部屋には、その方からもらった本が何冊かおいてある。
また、読み直そうかな。
それにしても定年迎えてから、具合が悪くなる人が多い。
緊張が解けると、それまでの無理がたたるのだろうか。
仕事もしながら、遊びも楽しむ。
私も年をとったなぁ。